礼
お台場のゴールシーンがフジテレビのサイトにアップされていて、自分のやつ
を探したのだが、この動画を見てハタと気がついたことがあった。
かなり多くのランナーがゴールのアーチからコースを振り向き、深々とおじぎを
してから立ち去っていくのである。 考えてみれば特に昔のスポーツマンはそう
いう習慣があったし、ジムでもプールでも入る・出るの度におじぎをする人がいる。
30数年記憶を遡れば、自分が中学でバレーボールをやっていた頃も体育館で
グラウンドで、先輩のそういう行為を見つつ理由も考えずにやってきたものだ。
このおじぎは何に対する礼だろうか?
多分日本の武道精神から来ている気がするんだが、理論的にはよく理由がわ
からない。 戦いの場、対戦相手、審判、観客、応援、指導者、裏方、そして安全
に導いてくれた「神様」への感謝と敬意だろうか。
日本人以外にそんな行為があるのか、もちろん試合前後に神に祈ることはある
だろうが、あっ思い出したのはウインブルドンのコート入場・退場。 女子はスコー
トをつまみ、ちょこんと片膝を折る。 でも観客に対して挨拶というだけの気もする。
マラソン会場というのは実に広大だから、そんな礼儀があるということが考えな
かったしゴール後は「精魂尽き果てて」自分のケアに精一杯だから、他人の動作
を落ち着いて観ることはなかった。
あまり哲学的というか精神的な面ではまだ分からないが、今回のマラソンでは
裏方さんや東京都の運営に掌を合わせたい心境ではあった。

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